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本連盟について
2025年には、これまで日本経済の成長を牽引してこられたいわゆる団塊の世代のすべての方々が後期高齢者となり、
わが国は超高齢社会のピークを迎えることになります。
高齢者が住み慣れた地域で、尊厳ある生活を続けながら、必要な医療・介護を受けられることが重要であり、
かかりつけ医を中心とした切れ目のない在宅医療の充実、発展は欠かせません。
加えて、今般の新型コロナウイルス感染症の蔓延により新しい生活様式が求められるようになっております。
在宅医療政治連盟が、地域の診療所、病院、勤務医、地域医師会、医師連盟等と互いに協力し、政治活動をもって、
在宅医療を普及・推進させようとする取り組みは、誠に時宜を得たものであります。
また、在宅医療を実践され、地域医療確保にご尽力いただいている皆様におかれましては、日々たいへんなご苦労を
なされているものとご推察申し上げ、心より敬意を表するものであります。
このような状況のもと、在宅医療、在宅医療政治連盟に期待するところは増すばかりであります。
結びにあたり、在宅医療政治連盟の今後ますますのご発展、そして国民にとって理想とする在宅医療の実現を祈念申し上げ、
ご挨拶とさせていただきます。
在宅医療政治連盟特別顧問 松本 吉郎
(日本医師連盟委員長・日本医師会会長)
病院世紀の時代は戦後から日本の復興と同時代に大きな役割を果たしてきました。
世紀末の転換、超高義の転換にともない医療の転換が求められました。
一つの臓器あるいは疾患を治療する『治す医療』から、『治し生活を支える医療』への転換です。
しかしながら、時代の変換期には様々な価値観が入り乱れます。
特に市民にとっての価値観は長い年月をかけて生活の中で培われてきたものであるから、時間を必要とします。
在宅医療は大きな担い手となっています。生活を支える在宅医療は、介護を含めて、生活を支える基本がない限り成立しません。
医療と福祉を重ね持つ在宅医療は地域社会のつながりが最重要となります。
1990年以降の在宅医療は様々な課題を抱えながらも推進してきましたが、今、新たに地域社会の共生の中で明確な方向性をもって市民の皆様に理解されるべく大きな役割を果たす必要があります。
在宅医療政治連盟顧問 新田 國夫
(一般社団法人全国在宅療養支援医協会 会長)
この度は「在宅医療政治連盟」の顧問を拝命することとなり大変光栄に思っています。
在宅医療政治連盟は2017年に発足されたと聞いております。
数年前に現在の超高齢化、スタッフ不足、財政困難等の医療を先見の明を持ち、この団体を立ち上げられたことに尊敬の念を抱くと同時に一医療人として感謝申し上げます。
現在、在宅医療は必要不可欠なニーズですが、コロナ禍でますます重要となり、
今後は慢性期医療の中心的役割を担うことになると思います。
日本ではかつて、往診というシステムがあり患者さんは家に居ながら医師の診察治療を受けていたのです。
今、名前は変わりましたが在宅医療は医の原点である往診というシステムを見直し戻りつつあるのではないかと思います。
医療は、患者さんのもとへ行き、声を聞き、手を握ることが最も大切だと思っています。
今後も現場感をなくさないように診療を続けていきたいと考えています。
在宅医療政治連盟顧問 橋本 康子
(一般社団法人日本慢性期医療協会 会長)
氏名 | 所属 | |
---|---|---|
特別顧問 | 松本 吉郎 | 日本医師連盟 委員長、日本医師会会長 |
顧問 | 釜萢 敏 | 日本医師連盟常任執行委員、日本医師会常任理事 |
顧問 | 江澤 和彦 | 日本医師連盟常任執行委員、日本医師会常任理事 |
顧問 | 新田 國夫 | 一般社団法人全国在宅療養支援医協会 会長 |
顧問 | 太田 秀樹 | 一般社団法人全国在宅療養支援医協会 事務局長 |
顧問 | 尾﨑 治夫 | 公益社団法人 東京都医師会 会長 |
顧問 | 西田 伸一 | 公益社団法人 東京都医師会 理事 |
顧問 | 橋本 康子 | 一般社団法人 日本慢性期医療協会 会長 |
顧問 | 高橋 誠一 | 三光ソフランホールディングス株式会社 代表取締役社長 |
氏名 | 所属 | |
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参与 | 鈴木 邦彦 | 医療法人博仁会 理事長 |
参与 | 森久保 雅道 | 医療法人社団もりくぼ会 理事長 |
参与 | 今村 聡 | 医療法人社団聡伸会 今村医院 院長 |