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  本連盟について

 在宅医療政治連盟 設立趣意


「在宅医療政治連盟」は、国民生活の向上と安心等の観点から在宅医療の健全な発展
並びに会員の権益擁護のため、政治活動を通じて医療と介護の提供体制の改善・発展
に努めることを目的に活動を行なって参ります。

在宅医療は、医療機関への日頃の通院が困難な患者とその家族にとって、住み慣れた
地域や生活施設において人生の質を維持し多様な価値観が尊重され、安心して自分ら
しい生活を実現するために必要不可欠な医療です。今後の超高齢社会を支え、慢性疾
患や急性疾患、認知症や精神疾患、がん(悪性腫瘍)や神経難病・障がい等を抱えて
生活する患者が、住み慣れた地域で必要な医療を受けることができるようにさらなる
充実と発展が望まれます。
 しかしながら、医業は国の医療政策や法令の規制・診療報酬に強く影響される分野
で、その時々の政策により大きな影響を受けます。医療行政に 業界・会員の声を反映
させ るために関連団体と連携し、国や地方政治に日々の政治活動を通じて積極的な働
きかけを継続して行う必要があります。

そのため 在宅医療分野で活躍する会員の権益擁護と我が国の特長を生かした在宅医療
の実践と研究の推進を目指し、国・地方公共団体に改善要望・提案等の政治活動を行
う団体として政治連盟を設立いたします。医療、殊に在宅医療に対して不利益な政策
にならないように働きかけ、要望・陳情活動を積極的に展開し、成果を上げられるよ
う活動いたします。

本連盟は 在宅医療に従事する医師が「正会員」を構成します。そして「正会員」が所
属する医療機関に従事する医療スタッフや事務職の皆様には「准会員」としてご加入
頂きます。また、本連盟の目的・事業に賛同する個人は「賛助会員」として加入が
できます。


この政治連盟の役割は第一に、患者および会員のみなさまの権益と生活を守ることだ
と考えております。
どのような逆風にも負けることなく、在宅医療の発展の為に様々な政治活動を続けて
参ります。

なにとぞ 設立趣意をご理解のうえ、ご賛同とご協力並びにご指導とご鞭撻のほどを
よろしくお願い申し上げます。


                              在宅医療政治連盟
                              会長  島田 潔
会長 島田潔